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クビ目前!? プレミアリーグ、今冬の放出候補10人。理由は様々…。現所属クラブで苦しむ実力者たち

シリーズ:編集部フォーカス text by photo by Getty Images

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 2024/25シーズンも中盤戦へと差し掛かり、各クラブはそれぞれのスカッドを形成しつつあるが、冬の移籍市場に向けた補強の話題も増えてきた。現在プレミアリーグの各クラブに在籍している選手の中で、放出が噂されている選手は誰なのか。来年1月にクラブを離れる可能性がある10人の選手をピックアップして紹介する。(成績は12月4日現在)

FW:アントニー(ブラジル代表)

アントニー

【写真:Getty Images】

生年月日:2000年2月24日
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
今季リーグ成績:2試合0得点0アシスト

 

 マンチェスター・ユナイテッドで3年目を迎えたアントニーの立場が危うくなっている。

 この左利きのウインガーはエリック・テン・ハフ前監督と同タイミングに、クラブ史上2番目に高額な9500万ユーロ(約152億円)の移籍金でイングランドを代表する名門に加入した。1年目のデビュー直後こそインパクトを残したが、徐々に存在感は希薄となっており、今季に関しては出場機会すらほぼない。

 恩師が10月に解任される前から序列が大きく下がっており、リーグ戦での出番はわずか2試合(27分)。全公式戦でも6試合(215分)と、戦力になれていないのが現状だ。

 ルベン・アモリム新体制では[3-4-2-1]のシステムが採用されており、その中でアントニーはアマド・ディアロと共に右ウイングバック(WG)のポジションを争っている。しかし、彼がスタメンに定着することは容易ではないだろう。

 守備面での貢献度は期待できるが、最大のネックとなりそうなのが「右足」を使うことを得意としていないことである。アモリム体制の初陣で先発起用されたディアロは縦突破からの右足クロスでゴールをお膳立てしたが、アントニーにこのようなプレーを期待するのは難しいだろう。

 ファーストチョイスとなるディアロの負担の大きさを踏まえるとサブにいて欲しい存在だが、今冬にもチームがWB、もしくはサイドバックの補強をすれば放出の可能性もある。

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