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山本悠樹が直接FKを沈める

　AFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）のリーグステージ第6節、川崎フロンターレ対山東泰山が4日に行われた。試合は4-0でフロンターレが勝利を収め、前回大会ラウンド16で敗れた因縁の相手にリベンジを果たした。この試合でチームの2点目となる41分に記録した山本悠樹のゴールは圧巻だった。

　開始3分にマルシーニョのゴールで先制したフロンターレ。しかし、その後は山東にも決定機を多く作られ、なんとかGKチョン・ソンリョンのビッグセーブで失点を免れていた。五分五分の試合展開の中、41分に山本悠樹が魅せる。

　ボックス右でFKを獲得すると、キッカーを務めたのは山本。中を確認し、ゴール前にボールを供給するかに思われたが、背番号77は壁の外を巻く意表をついたシュートを選択。これが見事にゴール右隅に決まり、貴重な追加点を奪った。左利きの三浦颯太も構えていたことから、明らかに壁が左寄りに位置したことを利用した素晴らしい判断でのゴールだった。

　その後、後半にジェジエウと山田新がゴールを記録し、4-0の快勝。フロンターレはACLEで3連勝を達成。勝ち点を12に伸ばし、4位をキープしている。