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川崎フロンターレが前回ラウンド16で敗れた山東泰山と対戦

　AFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）のリーグステージ第6節、川崎フロンターレ対山東泰山が4日に行われた。4位フロンターレは、30日に行われたJ1第37節の東京ヴェルディ戦からスタメンは6人変更。2トップには小林悠とエリソンが入り、前回大会ラウンド16で敗れた因縁の相手とのホームゲームに臨んだ。

　開始3分、ホームチームが先に試合を動かす。エリソンがボックス内でドリブルを仕掛けて、奪われてしまうが、このボールを取り返した瀬川祐輔が鋭い切り替えしからシュートを放つ。これは中国代表GKワン・ダーレイに阻まれたものの、こぼれ球をマルシ―ニョが押し込み、先制に成功した。

　11分には、反対に山東のシエ・ウェンノンに抜け出されて決定機を作られたが、GKチョン・ソンリョンがビックセーブを見せ、失点は免れた。

　その後、エリソンや小林に訪れた決定機をものにできずにいると、35分にはボックス内から連続でシュートを浴びたが、これもチョン・ソンリョンが好セーブを見せた。

　そして41分、フロンターレが追加点を奪う。ボックス右でFKを獲得すると、直接狙うには距離がある難しい位置だったが、山本悠樹が放った壁の外を巻く意表をついたシュートが、見事にゴール右隅を射抜いた。フロンターレが、リードを2点に広げて前半を折り返す。

　後半に入り、やや膠着状態が続いていたが、次の1点もフロンターレが手にする。65分、山本が蹴ったCKをジェジエウが頭で合わせて、3-0に。さらに90分には途中出場の山田新がゴールを奪い、4-0で快勝。フロンターレがACLE3連勝を達成し、前回大会で敗れた因縁の相手のリベンジに成功した。

【得点者】
3分 1-0 マルシ―ニョ（川崎フロンターレ）
41分 2-0 山本悠樹（川崎フロンターレ）
65分 3-0 ジェジエウ（川崎フロンターレ）
90分 4-0 山田新（川崎フロンターレ）