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稲本潤一の現役引退をフランスメディアも反応
関東サッカーリーグ1部の南葛SCは4日、元サッカー日本代表MF稲本潤一が現役を引退することを発表した。クラブの公式サイトで発表されている。2002年に初めてプレミアリーグでプレーした日本人選手となった稲本の引退をフランスメディア『フランス24』も伝えた。
稲本はガンバ大阪の下部組織から1997年にトップチームへ昇格。当時最年少となる17歳6ヶ月でJリーグデビューとなった。2001年にはG大阪からイングランドの名門・アーセナルへ期限付き移籍。2002年にはフラムへレンタル移籍となると、プレミアリーグで初めてプレーした日本人選手となった。
その後、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)やカーディフ、トルコのガラタサライやフランクフルトを経て2009〜2010年までフランスのスタッド・レンヌでプレー。2010年に川崎フロンターレへ移籍し、日本へ復帰となり、その後、北海道コンサドーレ札幌とSC相模原でのプレーを経て、2022年から南葛SCに在籍していた。
稲本はクラブ公式サイトを通して「南葛SCという素晴らしいクラブでキャリアの最後を迎えることができることを、大変誇りに思っています。この3シーズンでJFL昇格を果たせなかったことは、心残りであり、ファンや関係者の皆様には申し訳ない気持ちもあります。このクラブで過ごした3シーズンは、私にとってかけがえのない時間でした。南葛SCを支えてくださった全ての方々に心より感謝申し上げます」などとコメントしている。
そして、『フランス24』は「日本のプレミアリーグのパイオニアである稲本が45歳で引退する」と題して、稲本の引退を伝えつつ、「彼は2002年のホーム開催のワールドカップで2ゴールを挙げ、日本代表のヒーローになった」などとその功績を称えている。
プロキャリアに幕を閉じた稲本だが、今後のセカンドキャアをどう歩んでいくのだろうか。
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