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【写真：Getty Images】

一発退場となった顔面キック

　アジア・チャンピオンズリーグエリート（ACLE）のリーグステージ第6節、中国・上海海港対韓国・光州FCの試合が行われた。この試合は1-1ドローに終わっている。試合中盤には上海の選手が光州の選手に対して顔面蹴りを浴びせて、一発退場となるアクシデントがあった。韓国メディア『スポーツ朝鮮』が報じている。

　この試合では、上海の選手たちによるラフプレーが目立った。53分、光州FWシン・チャンムが上海DFウェイ・ジェンともつれあいピッチに倒れ込む。すると、ウェイ・ジェンがシン・チャンムの顔面を蹴り鼻から流血する事態が発生した。一度流されたものの、VARチェックによってレッドカードが提示されて退場処分となっている。

　同メディアは、「アジア最高の舞台でありえない非紳士的行為が飛び交った」と題して、「VARで確認すると、苦しむシン・チャンムの体を跨ぐ過程で顔面を蹴った場面が捉えられた。間違えて蹴ったふりをしたようだがVARの目は避けられなかった」と、相手選手が退場となった場面について言及。

　この試合では、タッチラインにボールが出た際に、光州FCのチョン・ホヨンが相手選手に押し出されて両チーム選手たちがベンチでヒートアップする場面もあった。同メディアは、「相手の非礼な行為に苦しんだ。チョン・ホヨンが強く押されて転倒。怪我をする恐れのある状況だった。光州スタッフもベンチから一斉に駆け出し、一触即発の状況となった。そのほかにもピッチでは何度も危ない衝突シーンがあった」と、上海のラフプレーが目にあまる試合だったことを伝えている。