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日本大好きイタリア人が厳選! 衝撃を受けた最強の現役Jリーガー10人。セリエAに来るべき!? 才能あふれる男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by アレックス・シルヴェストリ photo by Getty Images

GK:野澤大志ブランドン(のざわ・たいし・ぶらんどん)

FC東京の野澤大志ブランドン
【写真:Getty Images】

生年月日:2002年12月25日
所属クラブ:FC東京
2024リーグ戦成績:26試合32失点

 川島永嗣の後継者となり得る準備ができたGKを求めて、日本は次世代の守護神を探し続けてたけれど、数々のGKの中で、特に僕の興味を引いたのが、野澤ブラントン大志だった。

「ブラントン」の名前からもわかるように、アメリカ人の父と日本人の母を持ち、2002年のクリスマスの日に地上の楽園とも言える沖縄で生まれた野澤は、間違いなく現代的なGKに僕には見えるね。

 長身で、クロスへの対応が非常に優れ、1対1の場面では素晴らしいパフォーマンスを発揮する。相手フォワードをまるで催眠術にかけたかのようにしてしまい、さらに、驚異的な反射神経も備えている。彼が驚くべきセーブを見せた時には、映像の前で思わず叫んでしまうよ。それだけでなく、ビルドアップにおいても非常に柔らかい足元のテクニックを持っているね。

 彼が12月25日生まれであることを考えると、まるでクリスマスの食事のようだ。美味しそうな豪華な料理が並び、一目見ただけで「全ての料理を味わってみたい!」と思わせるような魅力を備えているんだ。

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