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神の手でゴール!?
ベルギー・プロ・リーグ第12節、シント=トロイデンVV(STVV)対KRCヘンクが1日に行われ、2-2のドローに終わっている。この試合では、GK小久保玲央ブライアンのオウンゴールの判定となったシーンがあったが、相手のハンドがあったのではないかと物議を醸している。ベルギーメディア『Sporza』が報じた。
問題のシーンはSTVVが2-1のリードで迎えた後半アディショナルタイム(AT)。イブラヒマ・ソリー・バングラがゴール前で反応し、そのままボールがゴールに吸い込まれるが、バングラが手を使ってゴールに決まったようにも見えた。しかし、VARの介入もハンドはなし。最終的には小久保のオウンゴールとなってしまった。
試合後、ピッチを後にする際、STVVのフェリス・マッズ監督は「くそったれ。彼は手でゴールを決めた。明らかに見えるだろう。いつも同じことだ」と叫んだという。しかし、試合後のインタビューの際に同指揮官は「これについて話すつもりはない」と冷静を保ち、「何も変わらないからだ。我々は審判の決定を再び尊重しなければならない。スタンダール戦のように。あの時も試合後に審判と話したが、何が得られただろうか?私は失望しているし、フラストレーションが溜まっている。なぜなら我々は勝つべきだったのだ」とコメントした。
STVVのアドリアーノ・ベルタッチーニは「バングラは肘でボールをコントロールした」と述べ、「審判はその後、『バングラが手を使ったかどうかを確認できるカメラアングルがない』と言った。理由は分からないが、大きなチーム相手だといつもこうなる。本当に気分が良くない」と言及した。
一方、ヘンクのトルステン・フィンク監督は「私には全てが正当なプレーに見えた。イブラヒマは膝でボールを触り、それからフィニッシュを決めた。審判とVARも同じ見解だった」と話している。