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Jリーグ 2か月前

ジュビロ磐田、平川怜の中で変わらぬ日本代表への思い。強烈な同世代や山田大記を見て感じること「そこが最大の課題」【コラム】

シリーズ:コラム text by 河治良幸 photo by Getty Images

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 明治安田J1リーグ第37節が11月30日に各地で行われ、ジュビロ磐田はホームでFC東京と対戦した。試合は2-1で磐田の逆転勝利。J1残留に向け望みを繋ぐ勝ち点「3」を獲得し、チームの命運は最終節へ。試合後、先発起用に応えた平川怜が勝利を喜びながら、今後這い上がる上での自身の課題に言及した。(取材・文:河治良幸)

山田大記のPK弾でジュビロ磐田が勝利!

ジュビロ磐田所属MF平川怜
【写真:Getty Images】

 ジュビロ磐田はホームのFC東京戦で2-1の逆転勝利。今シーズン限りでの現役引退を表明している山田大記が、途中出場から左足で2点目のPKを決める逆転劇で、サガン鳥栖との最終節に逆転残留の希望を繋いだ。

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 このゲームで10試合ぶりのスタメン出場となった平川怜は下部組織時代から過ごした古巣を相手に、中盤でボランチのコンビを組む中村駿とともに攻撃のリズムを作り、サイド攻撃からチャンスに繋げた。

 磐田は3-4-2-1にシステムチェンジしてからの5試合で、ボール保持率が30%から多くても40%という試合が続いていたが、FC東京戦は90分を通して51%、前半に関しては53%を記録した。

 平川は「後ろからのビルドアップとかでサポートに行って、前に繋げていくということと、守備の部分でしっかり相手に行くことを意識しました」と語る。正確な技術に加えて、広い視野でゲームを作れる平川の効果が、こうした端的なスタッツにも表れている。

 さらに守備面でも、シーズン前半戦に左サイドで起用されてきた経験を生かし、パリ五輪代表の荒木遼太郎に決定的な仕事をさせなかった。平川は次のように振り返る。

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