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【写真：Getty Images】
V・ファーレン長崎の予想スタメン
2024J1昇格プレーオフ（PO）が1日に開催される。準決勝ではV・ファーレン長崎（J2レギュラーシーズン3位）とベガルタ仙台（同6位）が対戦する。J1昇格の座をかけたプレーオフ決勝に、長崎と仙台どちらのチームが駒を進めるのだろうか。まずはホームでの決戦に臨む長崎のスタメンを予想する。
昇格プレーオフはリーグ順位が上位のホームで行われる。仮に90分で同点の場合は、順位が上のチームが決勝に進出するシステムだ。そのため、長崎は引き分けでもファイナル進出が決定する。
長崎は第34節大分トリニータとの試合から最終節まで、5連勝と勢いにのった状態でシーズンを締め括った。勝点1差で自動昇格を逃してしまったが、チームが好調のままプレーオフに臨めるのは大きいだろう。昇格を信じて応援に駆けつける地元サポーターの存在も、仙台との試合では追い風になる。
プレーオフでも活躍が期待されるのは、今季J2トップの74得点のうち、7割以上のゴールを挙げた強力外国人カルテットの存在だ。MFマテウス・ジャズスは18得点でJ2得点ランキング2位、FWエジガル・ジュニオが15得点で3位、MFマルコス・ギリェルメが12得点で9位、FWフアンマ・デルガドが10得点で12位と破壊力は抜群。
引き分けも許されない仙台は、ゴールを奪いに前がかりになる可能性も高い。前がかりになった仙台に対して、J2の守備陣を脅かしたカルテットがカウンターからゴールを奪う可能性は十分あるだろう。
また、長崎は1試合平均の1vs1の勝利数でも18.5回で今季2位という数字を残している。一方の仙台は14.1でリーグ15位。外国人選手を中心とした個の強さで上回ることができれば、仙台に対して優位に立ち、最悪引き分けに持ち込んで決勝進出を決めることもできるはずだ。
スタメンは以下を予想した。
GKは若原智哉、4バックはDF増山朝陽、ヴァウド、田中隼人、米田隼也だ。ワンボランチにはMF山田陸、中盤にはMF安部大晴、MF名倉巧。右ウイングには今季12得点のFWギリェルメ、左にはFW笠柳翼、1トップはカウンターの中心として活躍が期待されるFWジェズスだろう。
