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【写真:Getty Images】
中国代表の帰化戦略
サッカー中国代表は、新たな帰化選手を迎えることによって戦力アップを実現し、アジア最終予選悲願の突破を狙っているようだ。中国メディア『SOHU』は、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属していたこともあるMFタヒス・チョンの帰化が実現する可能性があると報じていた。
中国は、アジア最終予選で日本代表に0-7、サウジアラビア代表に1-2、オーストラリア代表に1-3と3連敗。しかし、第4節インドネシア代表、第5節バーレーン代表との試合に勝利しており、第6節の日本戦では敗れたものの勝点6を獲得している。現在2位オーストラリア以外の4カ国が勝点6で並んでおり、得失点差で最下位に落ち込んでいるものの今後の結果によっては中国もアジア最終予選の悲願の突破が実現しそうな状況だ。
同メディアは、過去に名門ユナイテッドに在籍していた経験があり、現在はイングランド2部のルートン・タウンでプレーするMFタヒス・チョンの帰化を実現できる可能性があると報じていた。
記事では、「スピード、身体的な強さ、そして確かな基礎スキルを備えている。オランダ代表ユースチームに何度も選出されている。近年の彼の成長は期待に応えられていないが、彼の価値は1,000万ポンド(約19億円)にも達しており、非常に有能であることがわかる」と述べた上で、「専門家によれば中国サッカー協会による帰化の条件に完全に適しているという。中国代表としてワールドカップ予選に出場できれば、チームは本戦進出に大きな期待を持てるだろう」と、期待を膨らませていた。
また、同メディアは他にも帰化選手を複数名迎える可能性があると伝えている。
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