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カルロ・アンチェロッティ監督の解任の向けた動きが本格化?
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ第5節、リバプール対レアル・マドリードの試合が現地時間27日に行われ、レアルが0-2の敗戦を喫した。この結果を受けて、サンティアゴ・ソラーリ氏に対し暫定的にチームを率いる状況に備えるよう通達があったようだ。スペイン紙『コープ』が報じている。
レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、キリアン・エムバペやブライム・ディアス、ルカ・モドリッチなどを先発起用するが、なかなかチャンスを作れない状況が続いた。すると52分、リバプールのアレクシス・マック・アリスターに先制点を決められてしまう。それでも61分に同点のチャンスが訪れたが、エムバペのPKはリバプールのGKクィービーン・ケレハーに止められた。そして、76分にはリバプールのコーディ・ガクポに追加点を決められ、レアルは0-2の敗戦を喫している。
この結果、レアルはCL5試合目にして早くも3敗目を喫し、36クラブ中24位に転落した。試合後、アンチェロッティ監督は失望するようなコメントではなく「結果は正しかった」や「チームがよく戦ったことに満足している」という奇妙で前向きな発言をしている。このコメントを受けて、同メディアのロベルト・モラレス氏は「なぜ、アンチェロッティは記者会見で、滅多に見ないようなメッセージを発しているのだろうか?なぜ、アンチェロッティは今日、ネガティブなことに目を向けず、ポジティブなことに目を向けているのだろうか?私は内部情報として、ソラーリが2、3週間前に準備するように言われたと聞いている。それが私たちにも届いているのだから、同様に監督にも届いており、彼を苛立たせている。誰が言い出したのかは知らないが、今週重要人物とコーヒーを飲んだ時に、ソラーリが要請を受けたと聞いている」と述べた。
レアルでフットボール・ディレクターを務めるソラーリ氏は、過去にも2018/19シーズンにフレン・ロペテギ氏が解任された後、暫定監督を務めた経験がある。解任論が浮上しているアンチェロッティ監督の暫定監督候補になる可能性はあるが、そのまま正式にトップチームの監督になる可能性は低いようだ。バイエル・レバークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督が、後任の最有力候補として浮上している。
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