J1残留を決められる一戦へ「それがいい方向に繋がると思うので」
CBの稲村隼翔は、小見について「背後に1人で抜けていけますし、体の使い方がうまいので、ある程度アバウトなボールでも奪われない。タイミングさえ合えば、体勢が悪くても収めてくれる」と信頼を寄せる。コンタクトを嫌がらず、相手にとって嫌なエリアでボールを収めて仕掛けに転じられる小見は、攻撃が停滞したときの突破口になり得る。
現在、リーグ16位の新潟。ホーム最終戦となるこの第37節は、引き分け以上で、自力でJ1残留を決められる大事な一戦でもある。「意識はしちゃうと思いますけど、そこにとらわれすぎず、いつも通りプレーしたい。それがいい方向に繋がると思うので」と小見。
いつも通り、小見らしく。それが、デンカビッグスワンスタジアムでの勝利と、J1残留に繋がる。
(取材・文:野本桂子)
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