東京ヴェルディの成功は「運でもなく、偶然でもない」
「ただ若いチームで、成長の余地がたくさんあるのは自然なことだ。それが今見えてきている」。実際、直近の神戸戦での引き分けも91分のマテウス・トゥーレルのオウンゴールによるものであり、試合の終盤に相手にダメージを与えていたのはヴェルディの側だった。
「もちろん少しの運もあるかもしれないが、毎試合終盤にあれだけプレスをかけていると、5、6試合は終了間際に得点している。例えば浦和戦(10月19日の逆転2-1勝利)でもそうだったし、他にもたくさんの試合で後半に得点している」と、マテウスは試合終了まで諦めないチームの姿勢について語った。
「常にプレス、プレス、プレスだ。もちろん、全ての試合がそうあるべきではない。勝っている方がいいに決まってるからね」
「多くの試合で同じことが起きれば、それは運ではなく、偶然でもない。後半にどれだけプレスをかけているかが原因だ」と述べた。結果を生み出しているのは選手たちだが、マテウスはその成功の根本には監督がいると確信している。「彼の仕事を説明するのは難しい」と彼は城福の影響について尋ねられたときに語った。