7位:大宮アルディージャ vs 松本山雅FC(NACK5スタジアム大宮)
【写真:Getty Images】
観客数:10,928人
開催日:5月6日(第13節)
大宮アルディージャと松本山雅FCが激突した一戦は、ゴールデンウィーク最終日の5月6日に開催された。観客席に家族連れの姿が多く見られるなか、大宮の本拠地『NACK5スタジアム大宮』には10,928人もの観客が詰めかけた。
アウェイにも関わらず2,000人以上のサポーターが乗り込んできたことで、松本イレブンは前半開始直後からテンション高く試合に臨んだ。対する大宮もホームの大歓声に応えるべく、高強度のプレーで応戦。一進一退の攻防戦が続き、前半はスコアレスで終了した。
迎えた後半も、どちらに勝敗が転ぶか分からない展開が繰り広げられていく。そして、終盤に差し掛かった79分にスコアが動く。右サイドから高精度のクロスが入ると、ゴール前のFW浅川隼人が頭で合わせて松本が先制に成功する。
その直後、さらに松本がたたみかける。80分、右サイドを駆け上がったSB(サイドバック)の藤谷壮がパスを受けると、ペナルティエリア内に侵入。そのまま左足を振り抜き、勝負を決定づける追加点を決めた。
試合はそのまま2-0で松本が勝利。後半終盤の電光石火の攻めで、敵地から勝ち点3を持ち帰った。一方、大宮はシーズン初黒星を記録。最終的にはJ2昇格とJ3優勝を果たして成功に彩られたシーズンを過ごすわけだが、この時点としては手痛い敗戦を喫することになった。