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遠藤航、終盤に途中出場で評価上昇
プレミアリーグ第12節、サウサンプトン対リバプールの試合が現地時間24日に行われ、リバプールが3-2の勝利をおさめた。リバプールに所属する日本代表MF遠藤航は終盤に途中出場したが、数分間のプレーだけで高い評価を得ている。英メディア『liverpool.com』は今後も同選手が必要になる時が来るとの見解を示した。
遠藤は今季公式戦9試合に出場しているが、先発出場を果たした試合はEFLカップの2試合だけだ。リーグ戦では終盤に途中起用されることが多く、今回のサウサンプトン戦でも90分にダルウィン・ヌニェスとの交代で途中出場を果たしている。後半アディショナルタイムには、左サイドでボールを拾ってから果敢に攻撃を仕掛けてペナルティーエリア内まで侵入する場面があった。遠藤の奮闘もあり、リードを守り切ったリバプールが3-2の勝利をおさめている。
ただし、遠藤は時間稼ぎ要員で起用されたのではない。リバプールを率いるアルネ・スロット監督は試合後に「おそらくプレーしたのは10分だけだったと思うが、その10分間で遠藤は重要な役割を果たした。彼が奪ったボールの数と彼が注いだ努力。結局のところ、それがチームを強くするものであり、それが私たちに必要なのだ」と語っており、遠藤の才能を信頼している様子を見せている。
また、同メディアも「遠藤は今季、まだプレミアリーグやチャンピオンズリーグで先発出場はしていないが、ライアン・フラーフェンベルフを休ませるために遠藤が必要な時が来るだろう。そして、その時が来た時、その間にあちこちで出場機会を得てこそ、遠藤は鋭いステップを踏むことができるのだ」との見解を示し、数分間のプレーでも無駄ではないと主張している。続けて「遠藤は深い位置からボールを前進させるという点ではある程度限界があるが、それでも役に立つことはできる。来年1月にマルティン・スビメンディのようなタイプの選手を獲得しない限り、なおさらだ。リバプールはシーズンを通して、時には大事な試合で最初から遠藤を必要とするだろう。誰もがどこかで自分の役割を果たさなければならない試合は非常に多い。遠藤の姿勢に問題があったことはない」との見解を示した。
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