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菊池流帆が先制ゴール

　AFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）のリーグステージ第5節が26日に行われ、首位に立つヴィッセル神戸は、ホームに11位に位置するセントラルコースト・マリナーズを迎えた。先発メンバーに名を連ねたCBの菊池流帆は得意のヘディングで先制ゴールを奪った。

　
　
　序盤から押し気味に試合を進めていたヴィッセルだったが、試合を動かせないまま時間が過ぎていく。対するセントラルコーストも、時間が経つに連れて、ヴィッセルのペースに慣れてきたのか、際どいシーンを作り出す。

　嫌な流れになりかけていたが、40分に菊池流帆がセットプレーから先制弾を決めてみせる。左サイドからFKを獲得すると、汰木が速いボールを送る。これをCBの岩波拓也がニアで逸らすと、CBの菊池が得意の頭で押し込み、40分に先制に成功。

　重苦しい雰囲気の中で、二人のCBがゴールをこじ開けた。ニアで逸らした岩波は、明らかに最初から狙っていたかのように、ポジションを取っており、チームとしてデザインされたセットプレーで、菊池が得意のヘディングで沈めた。

　その後、48分にはオウンゴールで追加点を奪ったものの、54分には山口蛍のクリアミスがそのままネットに吸い込まれてしまい、再びリードは一点差に。74分にも失点を喫し、同点に追いつかれたものの、佐々木大樹が81分にゴールを奪い3-2で勝利を収めている。