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アーセナルはウィリアン・サリバを放出する意思なし
アーセナルは、レアル・マドリードが関心を示しているとされるフランス代表DFウィリアン・サリバの移籍を容認する考えは一切ないようだ。イギリスメディア『Football Insider』が、現地時間25日に報じている。サリバの現行契約は、2027年6月30日までとなっている。
23歳のサリバは、昨シーズンの公式戦で50試合に出場し、フル稼働。今季もすでに16試合でピッチに立っている。ここ数年で世界的なDFへと成長した同選手には、レアル・マドリードが興味を示していると伝えられており、プレミアリーグ第2節のアストン・ビラ戦では、マドリーのスカウトが視察に訪れていたと報じられている。
そうした状況の中、マンチェスター・ユナイテッドとブラックバーン・ローバーズの元チーフスカウトで、サッカー界に広い人脈を持つとされるミック・ブラウン氏は、同メディアに「23歳のフランス代表DFは、いかなる状況でも売却されない」と語っている。
続けて、「私が言いたいのは、質の高いディフェンスなしに何かを勝ち取ることはできないということだ。そして、近年のアーセナルの強みの一つは、4バックにあった。彼らの誰かが怪我や出場停止に見舞われた際は、その結果の違いが明らかだった」と見解を示し、「私が聞いたところによると、彼らはいかなる状況でもサリバを放出するつもりはないようだ。彼はミケル・アルテタ監督の計画に大きく関わっており、最も重要な選手の一人だ。アーセナルは引き留めるために全力を尽くすだろう」と『Football Insider』にコメントしている。
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