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なぜこうなった…。J3リーグ、今季のガッカリクラブ6選。まさかの期待ハズレに終わったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

SC相模原

SC相模原のシュタルフ悠紀リヒャルト監督
【写真:Getty Images】

監督:シュタルフ悠紀リヒャルト
最終順位:9位(14勝11分13敗)

 昨季18位という屈辱を味わったSC相模原は、戸田和幸監督体制2年目の今季序盤から好調を維持していた。開幕5試合を無敗で駆け抜けると、。その後も着実に勝ち点を積み上げ、第15節終了時には自動昇格に迫る3位につけていた。

 しかし、第17節のFC今治戦で初の連敗を喫すると、6月18日に戸田監督を電撃解任。その後、高橋健二監督が暫定で指揮を執ると、同月26日に、かつてY.S.C.C.横浜やAC長野パルセイロを率い、U-20タイ代表とブリーラム・ユナイテッドの監督を兼任していたシュタルフ悠紀リヒャルト氏を新監督に迎えた。

 試合中でも声を張り上げ、選手を鼓舞し、時にはサポーターにも熱い言葉を投げかける熱血漢の就任で昇格への期待が膨らんでいた。しかし、第23節のツエーゲン金沢戦から今季初の3連敗。さらに、第30節の大宮アルディージャ戦から2度目の3連敗を喫してしまう。そして、PO争いに食らいついていたものの、第37節のFC大阪戦で0-1と敗戦し、7位以下が確定した。

 昨季の順位を考えると、今季の9位という成績は悪くはない。しかし、J2昇格が目標である相模原にとっては、PO進出を逃したことは大きな失望だろう。来季はJ2復帰を果たすことができるか注目だ。

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