6位:増山朝陽(V・ファーレン長崎)
生年月日:1997年1月29日
市場価値:70万ユーロ(約1億1200万円)
2024リーグ戦成績:38試合4得点3アシスト
市場価値70万ユーロ(約1億1200万円)で6位にランクインしたのは、V・ファーレン長崎の増山朝陽だ。
増山は東福岡高等学校での活躍が注目をされ、2015年にヴィッセル神戸に加入し、プロとしてのキャリアを始めた。プロ1年目からJ1で9試合に出場するもレギュラーポジション獲得に苦労し、期限付き移籍で経験を積んだ時期を含めて2021シーズン途中まで神戸に在籍した。
2021年夏に大分トリニータへ完全移籍した増山は、2023シーズンから長崎に加入し、完全にレギュラーに定着している。
増山の最大の武器はハードワーク。強靱なフィジカルと豊富なスタミナを活かし、主に右サイドをアップダウンし続けるスタイルでチームに貢献してきた。
今シーズンのJ2では、クロス数がチーム最多の69本、スルーパス数がチーム2位の49回を記録。守備でもタックル数が58回でチーム最多、ブロック数が74回でチーム2位と、攻守両面で存在感を示した。
長崎加入時の市場価値は35万ユーロ(約5600万円)だったが、その後急上昇。加入1年後には60万ユーロ(約9600万円)となり、今年6月のアップデートで70万ユーロに到達した。これだけの活躍を考えれば、さらなる上昇も十分に期待できる。