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明治安田J2リーグの2024レギュラーシーズンが終了した。J2で最も高い市場価値を持つ日本人選手は誰なのか。今回、フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は11月24日時点。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
10位:弓場将輝(大分トリニータ)
生年月日:2002年5月13日
市場価値:60万ユーロ(約9600万円)
2024リーグ戦成績:32試合1得点1アシスト
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大分トリニータの弓場将輝が、市場価値60万ユーロ(約9600万円)で10位にランクインした。トップ10の中で22歳という年齢は最年少だ。
大分の下部組織で育った弓場は、2021年にトップチーム昇格を果たした。クラブがJ2に降格した2022シーズンから出場機会を増やし、データサイトのアップデートのたびに市場価値は上昇している。
危険察知能力が高い弓場は、インターセプト数とブロック数でチームトップ、リカバリー数で2位を記録し、中盤の守備の要として活躍。19歳の保田堅心と組むセンターハーフコンビは、16位に終わった2024シーズンの大分にとって、数少ない希望だった。
弓場の市場価値は、今年2月に60万ユーロとなり、6月のアップデートで横ばいだった。昨シーズンはJ2で4得点を挙げたが、今季の初得点は第37節のザスパ群馬戦。得点数の減少が市場価値の伸び悩みにつながった可能性はある。
ただ、これはチームの不振にも起因しているはずだ。昨シーズンはチーム全体で54得点をあげリーグ戦は9位で終わった大分だったが、今シーズン33得点で16位に沈み、ボランチの弓場が攻撃参加する余裕が少なかった。
弓場はザスパ群馬戦のあと、クラブ公式サイトで「残留が決まるまではリスクを冒したくないという思いがあった。残留が決まって、少し自分のやりたいことを出していこうと考えた」と述べており、来季以降はもっと得点関与が増えるかもしれない。
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