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中国代表がW杯本戦進出のために新帰化選手デビューを急ぐ?元鹿島MFが代表監督と来年3月出場の準備か「特別面談を行った」

text by 編集部 photo by Getty Images

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日本代表に敗れた中国代表

【写真:Getty Images】

中国の秘策

 サッカー中国代表は、新たな帰化選手を迎えることによって、アジア最終予選悲願の突破を画策しているようだ。中国メディア『SOHU』は、中国サッカー協会が迎える可能性の高い帰化選手と、来年3月の代表戦に向けて準備を行っていることについて報じている。

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 中国代表は、現在アジア最終予選グループCで勝点6の最下位に落ち込んでいる。しかし、3位インドネシア代表、4位サウジアラビア代表、5位バーレーン代表が同勝点で並んでいるという状況であり、2位のオーストラリア代表も勝点7でわずか1ポイント差だ。今後の結果によっては、中国だけではなく日本以外の5カ国が2位通過できる可能性が高まっている。

 そんな中、3月に控えるサウジアラビア代表、そしてオーストラリア代表との試合を前にして、中国は新たな帰化選手を迎えることによって戦力拡充を図ろうとしているようだ。同メディアは、元鹿島アントラーズで現在は中国スーパーリーグ・長春亜泰足球倶楽部に所属するMFセルジーニョの帰化登録を急ピッチで進めていることを伝えている。

 記事では、「中国代表チームのブランコ・イバンコビッチ監督は、中国国内のシーズン終了後に長春亜泰の外国人選手と特別会談を行った。そして、私たちはすでに技術的および戦術的な問題について話し始めている」と、帰化登録を見据えて、すでに選手と監督との間でアジア最終予選に向けた話し合いが行われていると報じていた。

 セルジーニョは、今季リーグ戦24試合に出場して8ゴール8アシストを記録している。「国内選手を見てみるとこれ以上に適任者はおらず、セルジーニョの帰化が唯一の選択肢となった」とも述べており、アジア最終予選突破に向けて中国は貴重な新戦力を迎えることになりそうだ。

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