ロベルト・マンチーニ
【写真:Getty Images】
1964年11月27日
前職:サウジアラビア代表監督
FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)で、サウジアラビア代表は苦戦している。現地時間10月10日に行われた日本代表戦を含む4試合を終えた段階で得た勝ち点は「5」。このときチームを率いていたロベルト・マンチーニは同月24日に解任され、現在のサウジアラビア代表を率いているのはかつて同国を指揮した経験のあるエルヴェ・ルナールである。
しかしマンチーニの手腕に疑いの余地はなく、2005/06シーズンからインテルをセリエA3連覇、2011/12シーズンにマンチェスター・シティをプレミアリーグ初優勝に導いたほか、数々のタイトルをチームにもたらしている。
新型コロナウイルスの影響により1年延期されたEURO2021では母国イタリア代表を優勝に導いており、ナショナルチームにおいても確かな実績を残している。
解任されてから間もないときに、イタリアメディア『Il Messaggero』が今季セリエAで苦戦するASローマが新指揮官候補としてマンチーニの名前をあげていた。最終的にクラウディオ・ラニエリがその職務を任されたが、恐らく同氏の名前は今後も様々なチームの監督候補として言及されるだろう。