「監督は『色々な選手を試す』と言っていましたし…」
もちろんトータルで考えれば負けてはいないが、この後半だけを捉えると負けてしまったモヤモヤ感は残る。そこは受け入れて切り替えていきたいところだ。
これで1ポイントを積み上げた浦和は12位から10位に順位を上げる結果となった。前節のサンフレッチェ広島戦(3-0)で残留を決め、目標とする一桁順位に手が届くところまできた。
関根は「監督は『色々な選手を試す』と言っていましたし、誰が出てもおかしくない状況だと思うので、個人としてはすごく良いフィーリングで終わりたいですし、チームとして何か収穫があるような終わり方ができたら良いと思います」と最後まで全力を注ぐ構えだ。
来シーズンにつなげるためにも残り2試合は、指揮官が口にした「我々のスタンダード」をピッチで表現することが最低条件となるだろう。
どこまで勝点を伸ばせるのだろうか。そして収穫を手にすることができるのか。勝点を積み上げた先に、その答えが待っている。
(取材・文:石田達也)
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