「勝つ可能性を上げたい」川崎がウォーミングアップで見せた姿
小林は「もう1つゴールのチャンスがあったので、勝てればよかった。平日ナイターで45分でしたけど、たくさんのサポーターが来てくれてた。心強かったし、なんとか応援も味方につけて勝ちたかった」と思いを明かす。
45分で同点、逆転のゴールを目指す川崎は試合前のウォーミングアップから8対8のミニゲームのような形式で、まるでトレーニングの仕上げのような負荷をかけた。
小林も「鬼さん(鬼木監督)とコーチ達が、45分とわかってたので、いい入りができるように強度の高いトレーニングをしてくれましたし、みんな良いスタートができた」と振り返る通り、前からの守備とアグレッシブな攻撃で、浦和を守勢に回してゴールに迫った。
「試合前のミーティングでも、いつもと違うチャレンジだけど、後悔したくないからと。少しでも勝つ可能性を上げたいという説明で、僕たちもテンションが上がりました」と小林。
終盤のパワープレーまで準備していたという川崎は中3日でタイのブリーラム・ユナイテッドとAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のアウェイゲームがあり、難しい状況ではあったが、ゴールを決めた小林を筆頭に、この勝負に対する意気込みが伝わる45分間だった。