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Jリーグ 7時間前

「それがなくなったらやめたほうがいい」川崎フロンターレ、小林悠の強い覚悟。それがチームの勝利に繋がると信じて【コラム】

シリーズ:コラム text by 河治良幸 photo by Getty Images

「自信を持ってやれてました」小林悠の強み

「颯太の左足だったかな・・・手前に巻いてくるようなボールだったので、説明が難しいけど、ちょっと下からポンと浮かすように当てる感じです。経験というか、あそこをポンとやれば上に行くかなっていう感覚です。右利きのクロスの人とは違った当て方で」

 そのトリッキーなヘディングシュートにつながるポジショニングに関しては「来そうだなっていうところにいつもいるようにしてますし、あとは味方の立ち位置を見ながらポジション取りをしていた。それ以外にも、もうちょっとボールが越えてればなというようなシーンが何回もあった。そこは自分の経験からくるポジショニングの良さだと思うので、自信を持ってやれてました」と語る。

「大きい相手のセンターバックは強かったです。でも、やっぱり可能性のあるボールを入れていかないと点は生まれないと思うし、颯太にも試合前から、俺とシン(山田新)だから、どんどん上げてこいよって言ってたので。しっかり、そういうプレーからゴールを取れて良かった」

 3ヶ月越しの後半スタートから、山田新との2トップで出場した小林は川崎にとって貴重なゴールを決めたわけだが、その嬉しさと、その後のチャンスを決めきれず、勝ち点3をもたらせなかった悔しさが入り混じっているようだ。

 同点ゴールから10分後、ボランチの河原創が上げたボールにダイビングヘッドで合わせたシュートは惜しくもゴールを外れた。

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