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まさに大出世! JFL→J1主力に這い上がった苦労人(2)飛び級の個人昇格! J1制覇の立役者となった男

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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日本でトップレベルの選手が集うJ1リーグでは、日夜厳しい競争がおこなわれている。その中で、アマチュアカテゴリーであるJFLからのし上がった選手も複数いる。そこで今回は、JFLでデビューしてからJ1へと活躍の場を移していった選手をピックアップする(データは11月10日の『transfermarkt』を参照)

GK:パク・イルギュ

サガン鳥栖所属GKパク・イルギュ
【写真:Getty Images】

生年月日:1989年12月22日
デビュークラブ:藤枝MYFC
J1デビュークラブ:横浜F・マリノス

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 2012年に朝鮮大学校から、当時JFLを戦っていた藤枝MYFCに加入したパク・イルギュ。シーズン序盤は出番を与えられていたが、後半に移るにつれてベンチにも入れない試合も増えていた。翌年には関東1部リーグ(当時)のFC KOREAで研鑽を積み、2014シーズンにJ3へ昇格した藤枝に復帰。以降はプロリーグの舞台で正GKの座を掴んだ。

 2016年1月に同じくJ3を戦っていたFC琉球に移籍し、このカテゴリーで計5シーズンを過ごす。そして2019年1月、J1のクラブから白羽の矢が立った。J2を経由せずに横浜F・マリノスに加入したパク・イルギュは、怪我で途中離脱するものの、2019シーズンにリーグ戦25試合に出場した。

 2020年10月には新型コロナウイルス蔓延のあおりを受けて、シーズン途中にレンタルでサガン鳥栖に渡る。翌2021年2月には完全移籍を果たし、今日に至るまでチームの絶対的守護神としてピッチに立っている。

 今季はすでにチームのJ2降格が決まっているが、パク・イルギュはチームの永久欠番でありサポーターナンバーである「17」を反転させた「71」を背負っている。守護神は人一倍責任を持っているように見えるが、その去就にも注目が集まる。

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【了】

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