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ガッカリ…? サッカー日本代表、アピールに失敗した6人。11月シリーズで目立たなかった男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:瀬古歩夢(せこ・あゆむ)

サッカー日本代表DF瀬古歩夢
【写真:Getty Images】

生年月日:2000年6月7日
所属クラブ:グラスホッパー(スイス)
インドネシア代表戦:出場なし
中国代表戦:フル出場

 瀬古歩夢は、19日に行われたFIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)の中国代表戦にフル出場した。しかし、そのパフォーマンスは次回の代表招集を保証するものとは言い難い内容だった。

 今回のサッカー日本代表は、冨安健洋、伊藤洋輝、谷口彰悟という主力が不在だった。15日のインドネシア代表戦の先発から橋岡大樹が外れて、その位置に起用されていたことからも、瀬古がセンターバック(CB)の序列で厳しい位置にいることがうかがえる。

 そうした状況だけに、中国代表戦で活躍したいところだったが、フィジカル面で後手に回る場面が目立ち、不要なファウルも散見された。さらに、失点にも関与しており、相手に付け入る隙を与える形となった。

 攻撃時のビルドアップについては、比較的冷静にこなし、適切なタイミングで適切な相手にパスを当てていた。その点では、橋岡よりも好印象を残したと言えるだろう。しかし、日本代表CBの常連組であれば、その適切さに加えて、グラウンダーのパスで次の展開をつくる気遣いまで加えることができるはずで、序列を覆すアピールだったとは言えないだろう。

 瀬古は、今回の代表招集が約1年4カ月ぶりだった。所属クラブで継続してプレーしてアピールをすることで代表に戻ってきたが、定着への道のりはまだ長いかもしれない。

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