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【写真:Getty Images】
バルサの放出候補
財政難に苦しむスペインの名門バルセロナは、今冬にも3人の選手を放出して、今後の選手獲得のための資金捻出を検討しているようだ。スペインメディア『fichajes.net』は、クラブが放出を検討しているであろう3人の選出と放出の理由について、現地時間20日に報じていた。
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同メディアは、「クラブは収入を生み出さなければならないという明確な問題を抱えて、次の市場に臨む準備を進めている。当面の資金問題の解決とスポーツ面の将来性を見据えた戦略に関する決定を行う上で、現在在籍する選手のうち3人を売却することをいとわないだろう」と述べた上で、今冬にも放出される可能性の高い3人の選手を紹介していた。
一人目に名前があがっていたのは、フェラン・トーレスだ。「最初の数ヶ月間で示したレベルを取り戻すことができず、今季のパフォーマンスは大幅に低下した」と同選手の問題を指摘した上で、「まだかなりの市場価値があるので、退団によって多額の資金を得ることができるだろう」と、放出の理由についても言及している。
オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングも、放出可能性の高い選手として名前があがっていた。「この決断はファンの間で物議を醸す可能性がある」と前置きし、「チームで最も高い年俸をもらっており、バルセロナはそれを持続不可能な金額だと考えている。さらに、選手が給与減額に応じる気配がないため契約更改の交渉も行き詰まっている。売却によって補強の余地も生まれるだろう」と、高額な給与面が問題となり、売却候補になっていることを伝えていた。
また22歳のパウ・ビクトルについては、「当面の計画には含まれておらず、クラブは彼が成長を続けるには時間が必要であると考えている。首脳陣は彼のポテンシャルに自信を持っており、彼のキャリアのコントロールを失いたくないようだ。そのため、ローンや買い戻し条項付きの売却などの選択肢を検討している」と、他の選手とは異なる放出の形になる可能性が高いことを報じている。
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