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宮本恒靖会長が感じた中国の変化とは?
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終(3次)予選の第6節で中国代表と対戦し、3-1で勝利を収めた。現地で試合を見届けた日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が、試合を振り返りつつ、中国ならではのアウェイの洗礼について言及した。
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W杯出場に王手を掛けることに成功した一戦を宮本会長は「球際とか中国の選手の特徴が出た試合だと思うし、簡単な試合じゃないっていうのは、みんなわかってた中でやっていた。そんなに焦りはなかったと思う」と振り返った。
試合内容に加え、ピッチの縮小や乱入者、レーザーポインターなど、アウェイの洗礼とも言える注目を集めた事柄ついても言及した。2004年に中国で開催された伝説のアジアカップを制覇した時のキャプテンだった宮本会長は、「中国の応援のスタイルとか雰囲気っていうのは変わらないし、俺の時はやっぱりブーイングもあった。でも相手へのリスペクトは当時より感じる。そのチームの中だけじゃなくて、スタジアム全体から。それはこの20年、日本のサッカーが積み上げてきたものなのかなと思う」と当時との違いを説明した。
乱入者やレーザーポインターに対しては「乱入者に関してはちょっとコメントするのは難しい」と前置きした上で「選手たちは、ああいう時間を変えてしまうようなことは難しいが、そこはなんとかやったと思う。レーザーポインターは多分やってる人は、気づかない。上から見てるとあれですけど、そんなもんやと思う」とコメントした。
また、日本代表の2024年の活動について総括し「ポジション争いもすごく激しくなってきているし、たくさんの選手がまた環境が変わって良いところで、レベルの高いとこでやろうという気概もある」と述べ、「W杯を目指してる中で、良い戦いはできてると思うので、もし(出場が)決まった後、どういうメンバーになってくるのかとか、本大会どうなのかとかっていうところ。来年はそういうフェーズに入ってくる」と語っている。
(取材:加藤健一【中国】 文・構成:編集部)
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