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【写真:Getty Images】
手のひら返しの評価
FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終(3次)予選第6節、インドネシア代表対サウジアラビア代表の試合が現地時間19日に行われた。試合は2-0でインドネシア代表が勝利している。インドネシアを率いる韓国出身のシン・テヨン監督の評価について、韓国メディア『interfootball』など、複数メディアが報じている。
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前節で日本代表に0-4の完敗を喫していたインドネシア代表。日本に敗北したことによって、現地メディアやサポーターの中にはチームを率いるシン・テヨン監督の解任論も持ち上がっていた。
そんな中で、アジアの強豪サウジアラビア代表を迎えたインドネシアは、32分に先制することに成功する。さらに57分にも追加点を奪ったが、89分にはDFジャスティン・ハブナーが2枚目のイエローカードで退場してしまうアクシデントも。しかし、残された10人でリードを守り切ったインドネシアは、2-0で強国サウジに対してアジア最終予選初の白星を挙げた。
最下位だったインドネシア代表がサウジアラビアを破ったことで、勝点16で首位を走っている日本以外の5カ国は熾烈な2位争いを演じている。現在2位にはオーストラリア代表が勝点7でつけているものの、インドネシア、サウジアラビア、バーレーン、中国が3位以下に同じ勝点6で並んでいる状況だ。
同メディアは、「サウジ撃破で世論が変わった」と前置きし、「インドネシアが作ったグループCの混戦。勝点6点で4チームが並ぶ」と、日本代表以外の5カ国がW杯出場に向けて接戦を繰り広げていることに注目している。
また、「中国戦敗北後、シン・テヨン監督に対する支持も落ちた。日本に0-4敗北となると、一部のインドネシアのファンは『シン・テヨンOUT』を叫ぶ極端な姿を見せた。しかし、3次予選初勝利を得てサポーターの印象回復に成功している」と、今回の初勝利で解任から一転賞賛されていることを指摘した。
韓国メディア『MHNsports』も、「シン・テヨンマジック復活。強硬姿勢を見せていたサポーターに対して、シン・テヨン監督が世論反転に成功している」と、指揮官の立場が一夜にして変わったことを強調している。
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