ミッドフィルダー
【写真:Getty Images】
遠藤航(背番号6)
中国代表戦:フル出場
評価:A
失点シーンでは奪い切ることができなかったが、90分間の中で何度もボールを奪取し、攻撃に繋げるなど、持ち味を存分に発揮。デュエル勝利数18回中11回を記録しながらもファウル数は0と、クリーンかつパワフルなプレーで中盤を引き締めていたことが証明されている。かなり激しくプレスをかけた中国の選手に削られる場面も何度かあったが、その度に涼しい顔で立ち上がる姿はまさに鉄人だ。
鎌田大地(背番号15)
中国代表戦:64分 IN
評価:B
2点リードしている状況で南野拓実に代わって出場。ピッチ内の雰囲気についていけないどころか、あっさりとゲームに入っていき、神出鬼没な動きで中国の対応を困らせた。自らが少し低めのポジションでボールに絡むことで、田中碧が攻撃的な位置で持ち味を発揮できるようにもなり、彼とのコンビネーションから決定機を作り出す場面も。出場時間を考えても十分な働きだった。
久保建英(背番号20)
中国代表戦:84分 OUT
評価:B
インドネシア戦で出番がなかった分、中国の地で元気な姿を披露した。鋭いシュートでコーナーキックのチャンスを得ると、自らキッカーを務めて小川航基のゴールをアシスト。さらに、キレのあるドリブルで相手DFを翻弄し、伊東純也や中村敬斗を積極的に活かすなど、シャドーとして申し分ないほど攻撃を活性化していた。とくに前半は、この男がいなければチャンスはほとんどなかったかもしれない。
田中碧(背番号17)
中国代表戦:フル出場
評価:C
守田英正に変わって遠藤航の相方にチョイス。前半は消えている時間帯や、危険なボールロストからピンチを招くシーンもあり、まったく持ち味を出せていなかった。しかし後半、鎌田大地が入ってからは、彼が下がる分、高い位置を取れるようになり、惜しいミドルシュートも放つなど良さを出せるようになった。そもそも3バック時のダブルボランチに相応しいかどうかは微妙だが、後半の内容を最初から見せていれば評価はもう少し高かったか。
南野拓実(背番号8)
中国代表戦:64分 OUT
評価:C
インドネシア戦では圧巻のゴールを奪ったが、中国戦は不完全燃焼といったところ。守備では素早い切り替えからの積極的なプレスなどで大きく貢献していたが、肝心な攻撃面では、相手が中央を固く締めていたこともあり、なかなか効果的なプレーを発揮できなかった。事実、シュートは相手のブロックにあったわずか1本で、タッチ数も26回と少なめ。厳しい評価にせざるを得ない。
前田大然(背番号11)
中国代表戦:84分 IN
評価:出場時間短くなし
ウィングバックではなくシャドーで出場。限られた時間で見せ場はなかった。
守田英正(背番号5)
旗手怜央(背番号21)
藤田譲瑠チマ(背番号-)
中国代表戦:出場なし
評価:なし