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「怖いストライカーになりたい」サッカー日本代表、大橋祐紀が感じる責任。「チーム全体の力が重要」連係を深めて狙うは初得点

text by 編集部 photo by Getty Images

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大橋祐紀
【写真:Getty Images】

大橋祐紀が感じる責任

 サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)グループC第6節で中国代表と対戦する。前節のインドネシア代表戦でA代表デビューとなった日本代表FW大橋祐紀は何を思ってプレーしていたのか。今回の中国代表戦では、FWとしての結果も求められる。

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 大橋は10月シリーズの日本代表戦でA代表初招集となったが、出番なしに終わっていた。しかし、前節のインドネシア代表戦で初出場を果たしている。インドネシア代表戦でのプレーについて、大橋は「いいシュートまでいけたシーンや、引き出せた場面がありました。ただ、もっとチームにとって点を取れる存在に、怖いストライカーになりたいという思いがあります。何よりもチームが勝つことが一番大事なので、そこに貢献できるように準備していきたいです」と振り返っている。

 また、試合に出場したことでの気持ちの変化については「ピッチに立たせてもらえたことに感謝の気持ちを持ちましたし、責任もすごく感じました。この気持ちはこれからも持ち続けてプレーしていきたいと思います」とコメントしている。

 現在はイングランド2部のブラックバーン・ローヴァーズでプレーしているが、大橋は「最初の試合では良い形で得点も取れました。ただ、ボランチや相手選手の多くが190cmを超えるなど、日本とは違うフィジカルの強さを感じています。サッカーの歴史やサポーターの熱も日本とは違います。そんな中で、内容もゴールも改善しながら成長していると実感しています」と現地での挑戦を語った。

 また、チーム内でのコミュニケーションについては「自分はFWというポジション上、1人で点を取れるわけではないので、パサーやチーム全体の力が重要。そういった点を意識して、自分の特徴や要求を伝えるようにしています」と、チームとの連携を重視している姿勢がうかがえる。まずはA代表デビューを果たした大橋だが、日本代表のFWとして次は結果が求められるだろう。

(取材:加藤健一【中国】 文・構成:編集部)

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【了】

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