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中国代表の危険人物は?
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)グループC第6節で中国代表と対戦する。ここまで無敗を維持している日本代表が、重要なアウェイでの2連戦の2戦目に臨む。今回は中国代表で警戒しなければならない危険人物を紹介する。
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中国代表で最も気をつけなければいけないのは、中国スーパーリーグの成都蓉城足球倶楽部に所属する29歳のFWウェイ・シーハオだ。エースのウー・レイやフェルナンジーニョが負傷を抱え、バーレーン代表戦でゴールを決めたFWチャン・ユーニンがその試合で負傷しており、怪我人続出で不安要素がある。攻撃陣に負傷者が出る中、この29歳のサイドアタッカーに期待がかかる。
山東泰山の下部組織に所属していたウェイは、2013年12月にポルトガルのボアヴィスタFCのユースチームへ移籍。2014年6月に正式にトップチームへ昇格となった。しかし、ポルトガルではなかなか花が開かず。フェイレンセ、レイションイスと渡り歩き、ポルトガルでは計32試合の出場にとどまっている。
2017年には上海上港へレンタル移籍し、2018年に北京国安へ完全移籍。2019年に名門・広州恒大へ移籍すると、リーグ戦25試合の出場で11得点8アシストの活躍でチームの優勝に貢献した。その後、武漢三鎮でのプレーを経て、今季から成都蓉城でプレーしている。
年代別の中国代表を経験していたウェイは2017年12月9日に行われたE-1選手権の韓国代表戦でA代表デビュー。いきなりの初ゴールを記録するなど、同大会で2ゴールを記録した。A代表ではここまで33キャップを記録しており、4得点を挙げている。
サイドハーフやウィングとしてプレーするウェイは巧みなドリブルとスピードが武器のサイドアタッカーだ。セットプレーのキッカーとしても期待される選手で、FKからゴールを陥れることができる。しかし、たびたびの蛮行で警告や退場処分が多く、危険なタックルを見せる場面も見られる。サイドを切り裂く、ウェイには日本代表も注意しなければいけない。
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