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森保一監督がベンチに座る選手らについて語る
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ26 アジア最終予選(3次予選)第6節で中国代表と対戦する。森保一監督は、中国の廈門白鷺体育場で行われる一戦を前にした前日会見で、インドネシア代表戦でこれまで出場機会の少なかった選手を多く起用したことについて言及した。
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15日に行われたアウェイのインドネシア戦を4-0の勝利で飾った日本代表。この試合では、ここまで出番のなかったDF菅原由勢、MF旗手怜央、FW大橋祐紀が途中からピッチに立った。中でも3点リードで迎えた62分から投入された菅原は、伊東純也とのコンビネーションで右サイドを突破すると、そのまま自身で深い位置まで持ち込み、ニア上に強烈なシュートを突き刺してゴールを奪った。これまで出番の無かった悔しさを晴らすようなゴールを決めた24歳のDFには、歓喜の輪が作られ、チームメートから手荒い祝福を受けていた。
インドネシア戦で出番のなかった選手を多く起用した意図について問われた森保監督は、「選手全員が戦力だということを伝えていますし、起用によっては全く満足できないような出場時間だとは思うが、選手たちへの信頼という意味で伝われば」と説明し、「まだまだ起用されていない選手にも自分たちにはチャンスがあるということを感じてもらえれば嬉しい」とベンチに座る選手らについてコメントした。
そして、前節のインドネシア戦の菅原のゴールについても触れ、「これは質問と違うかもしれないが」と前置きした上で、「(菅原)由勢が得点した時に、ホントに出場機会を得られない選手たちの努力をチーム全体で分かっていて、そこから結果を出したことに、みんなで喜ぶというシーンは非常に監督として嬉しいシーンだった」と語っている。
(取材:元川悦子【中国】、文・構成:編集部)
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