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スペック最強は誰だ!? サッカー日本代表、最新メンバー能力値ランキング1〜10位。トップに輝いたのは…

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)

久保建英
【写真:Getty Images】

生年月日:2001年6月4日
市場価値:5000万ユーロ(約80億円)
24/25リーグ戦成績:13試合3得点0アシスト
日本代表通算成績:39試合5得点11アシスト

 今、日本人選手で最も市場価値が高い久保建英が4位にランクインした。

 今季は所属先のレアル・ソシエダで控えにまわることもあるが、いざ試合に出場すると圧巻のプレーを披露してくれている。インターナショナルウィーク前のバルセロナ戦では、ゴールこそなかったものの、マンオブザマッチ(MOM)に選出され、絶好調の首位チーム相手にキレキレのパフォーマンスを見せた。

 久保の得意な形は右サイドからのカットインドリブルにある。決して派手なフェイントを繰り出すわけではなく、小刻みなボールタッチと、強い体幹があるからこそできる素早い重心移動で相手を置き去りにするドリブルは、わかっていても止められない域に達しており、「スキル」は90.2という高い数値となった。

 5000万ユーロ(約80億円)という高額な市場価値からも、いよいよ世界のトップ選手たちの仲間入りも近い久保だが、懸念点とすれば76.4と低い数値となった「フィジカル」だろう。

 173cmと小柄な体型に加えて、単純な足の速さはウイングの選手の中では遅い部類に入る。実際に、直近のアジア最終予選・オーストラリア代表戦では、屈強なディフェンダーに内側のコースを完全に消されると、選択肢を失いボールロストする場面もあった。

 縦へのスピード、そして、右足のキック精度を見破られた相手のこの対応は見事なものだったが、久保が本当の意味で世界的なスタープレイヤーになるためには、良い経験だったのかもしれない。

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