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【写真：Getty Images】

現地が指摘した差とは

　サッカー日本代表は15日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選（3次予選）でインドネシア代表と対戦した。試合は日本代表が4-0で勝利している。インドネシアメディア『BOLA.COM』は現地時間16日に、日本とインドネシア代表のある差が勝敗を分けたと指摘していた。

　日本は悪天候やピッチコンディションの影響でミスが目立ち、試合序盤はホームのインドネシアに主導権を握られてしまっていた。しかし、苦しい展開の中でもGK鈴木彩艶のファインセーブもあり日本はピンチを耐え忍んだ。逆に、35分、インドネシアのオウンゴールで先制点を掴み取った日本。すると、そこから攻撃陣が躍動してさらに3点を追加することに成功する。終わってみれば、帰化選手で大幅に戦力をアップしたインドネシア相手に4-0と圧勝した。

　同メディアは、「インドネシアと日本代表の選手の大半はヨーロッパのリーグにキャリアを持つ。正しい、両国の選手には非常に顕著な違いがある」と題して、「（インドネシア代表の選手は）イングランド、ベルギー、デンマーク、イタリア、そしてオランダのエールディビジのクラブのメンバーだ」と、まずは自国代表選手たちの所属しているクラブ、リーグについて言及。

　一方で、「しかし、サムライブルーの選手たちはヨーロッパのほぼすべてのエリートリーグに広がっている。オランダ・エールディビジから始まり、イングランド・プレミアリーグ、イタリア・セリエA、ドイツ・ブンデスリーガ、スペインのラ・リーガ、スコティッシュ・プレミアシップ、ベルギーリーグ、スイス、フランスのリーグアンからポルトガルリーグまでだ」と、日本の方がヨーロッパの多くのリーグ、クラブで活躍している選手が多いことを指摘していた。

　そして、「事実が物語っている。違いは、日本人選手の大半がそれぞれのクラブでスターターであることだ。彼らのクラブもトップにある。欧州リーグのトップクラブにいるインドネシア代表選手は、おそらくケヴィン・ディクスだけだろう」と両国に質の差があったと指摘した上で、「全員が反省しなければならない。この敗戦は、すべての選手が個々の質を向上させるきっかけになる。そうすれば、彼らはクラブの主力選手になれるだろう。もちろん、その効果はインドネシア代表チームがより強くなることにつながる」と、今回の敗戦をきっかけにインドネシアの選手が成長することを願っていた。

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