前後半で変化が見えたウイングバックの動き
40分には鎌田のパスで左サイドを抜け出した三笘薫が得意のアウトサイドのパスをボックス内へ送ると、南野拓実がトップスピードの走り込みから左足で合わせてニアポストを抜き2−0。
三笘のパスは小川へ向かっていたが、その前に走り込んだ南野のセンスと抑えの効いたシュートはさすがの決定力だった。
前半の日本代表はボール支配率75%、シュートは5本。しかしインドネシア代表も4本のシュートを放っていて、主導権を握りつつもそこまで楽な展開ではなかった。
後半から左ウイングバックに前田大然が入る。三笘は左シャドーへ移動。鎌田は右シャドーへ。南野が退いた。
前半はウイングバックが引き気味に構えていたが、後半からは縦にポジションを移動させながら前からプレスする姿勢をみせる。
これに気圧されたようにインドネシア代表はGKがペナルティーエリア外にプレスに来ていた守田へミスパス。守田は1人を冷静に外してミドルシュートを決めた。
3点目をとったことで日本代表の勝利は確定的になったのだが、そこからの内容はあまり良くない。