ミッドフィルダー
【写真:Getty Images】
守田英正(背番号5)
インドネシア代表戦:フル出場
評価:A
この試合を独占配信した『DAZN』の視聴者投票によるMVPに選出されたが、納得だ。その姿はまさにピッチ上の指揮官そのもので、後ろに人数をかけるインドネシアを前に、ボールを持ちながらタイミングを伺い、1人で攻撃のオン・オフスイッチを切り替えていた。オフ・ザ・ボールの動きも質が高く、スッとボックス内に顔を出して先制ゴールに関与。また、相手のミス絡みではあったが、後半にはゴールも奪ってみせた。改めて、この男は凄すぎる。
鎌田大地(背番号15)
インドネシア代表戦:79分 OUT
評価:A
インドネシアは後ろに人数を揃えていたものの、守備自体はあまり強固ではなく、とくに最終ラインと中盤の間には大きなスペースがあった。そこをうまく使っていたのが、この背番号15で、後ろからパスを引き出しては前を向いて散らし、攻撃に迫力をもたらしていた。相手のオウンゴールを誘発したシーンは、自ら狙うこともできたはずだが、横にいた小川航基を見逃さずラストパスを選択。らしさ全開の冷静なプレーだった。
南野拓実(背番号8)
インドネシア代表戦:HT OUT
評価:A
右のシャドーで先発。堂安律と橋岡大樹のサイドがなかなか機能しなかったこともあり、ゴール前でボールに触れられない時間帯もあったが、先制直後の40分にゴールを奪取。ボックス内への入り方、シュートコースと威力ともに完璧で、まさにワールドクラスの一撃だったと言っていい。この日は前半のみのプレーでベンチに下がったが、十分高評価に値する内容だった。
遠藤航(背番号6)
インドネシア代表戦:フル出場
評価:B
誰よりも信頼厚い鉄人は、この日も“お約束”のフル出場。インドネシアが中盤を飛ばして3バックの背後を狙う攻撃が多かったこともあり、ボール奪取やインターセプトという強みを活かす場面は少なかったが、攻守において安定したプレーを続けていた。もちろん1人の力ではないが、未だ自身が出場したFIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選で失点していないのは見事だ。
伊東純也(背番号14)
インドネシア代表戦:62分 IN
評価:C
これまで同様、後半から出場。再び右ウィングバックの担当と思いきや、この日はシャドーに入る、やや意外な展開だった。やはり、人が密集しやすい中央でのプレーは窮屈そうで、持ち味のスピードが活きる場面はほぼなし。本人もやりづらさを感じていたか、サイドに流れてくる機会も多かった。結局、最後まで大きな見せ場はなかったが、個人の問題というよりは、采配の問題の方が大きそうだ。
旗手怜央(背番号21)
インドネシア代表戦:79分 IN
評価:出場時間短くなし
日本代表としては久々の出場。もっと長く見たかったが、次回の中国戦に期待だ。
田中碧(背番号17)
久保建英(背番号20)
藤田譲瑠チマ(背番号-)
インドネシア代表戦:出場なし
評価:なし