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最終予選初出場の菅原由勢がチームの4点目を記録

　サッカー日本代表は15日、ジャカルタのゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムでFIFAワールドカップ（W杯）26アジア最終予選（3次予選）の第5節でインドネシア代表と対戦し、4-0で勝利を収めた。この試合でチームの4点目を奪い、最終予選初出場となったDF菅原由勢がフラッシュインタビューに応じた。

　3点リードで迎えた62分からピッチに入った菅原は、これまで出番の無かった悔しさを晴らすようなゴールを決めた。69分、菅原が伊東純也とのコンビネーションで右サイドを攻略すると、そのまま自身で持ち込んでニア上を射貫いた。

　チームの4点目を記録した菅原は、ピッチに入る際に森保監督からは「（相手が）前掛りになっているところをきちんと抑える、そしてその裏のスペースを突くように」という指示があったことを明かし、「素晴らしい指示のおかげでゴールできた」と振り返った。

　続けて「最終予選が始まってから悔しい思いをしてきた。今日だってスタメンに名前が無くて悔しかった。そういう気持ちが原動力になったと思う。これまで何回も自分に対して苛立ち、他の人に矢印を向けそうになることもあった」とこれまでの葛藤を語った。

　さらに「サッカー選手なので、ピッチに入って自分を証明することが日頃の結果に繋がってくると思っていた。今日は途中から入ったら、結果を残してやろうという気持ちで入ったし、結果を残せてよかった。これまでサポートしてくれた人たち、監督も含めて選手も常にモチベーションを上げる言葉をかけてくれた。全員に感謝したい」と、森保監督とチームメートに感謝の想いを口にした。それでも次戦の中国戦には「今日の勝利は忘れて、集中して入りたい」と気を引き締めた。

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