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オーストラリア代表は危なかった。VARに救われる形に
オーストラリア代表は14日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)第5節でサウジアラビア代表と対戦し、0-0の引き分けに終わった。結果的には勝ち点1を積み上げた形になるが、負けていた可能性もあり、依然として危うい状況にあるとオーストラリア紙『ヘラルド・サン』が報じている。
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6大会連続7度目のワールドカップ出場を目指すオーストラリア代表は、初戦のバーレーン戦で0-1の敗戦を喫し黒星発進となった。さらに第2節のインドネシア戦は0-0の引き分けで勝利を飾ることは出来ず。それでも第3節では中国代表を3-1で下して初勝利を飾った。前節は連勝中の日本代表を相手に1-1のドロー決着で、今節のサウジアラビア戦も0-0の引き分けとなっている。オーストラリア代表は辛うじて勝ち点6で2位をキープしているが、次節以降は1試合の結果で順位が大きく変わる可能性があるほど2位争いは大混戦だ。
そして、同紙は「依然として危うい状況にある」と危機感を募らせている。サウジアラビア戦の後半アディショナルタイムには、サウジアラビア代表のフリーキックからスルタン・アル=ガナムにゴールを決められるシーンがあった。ほぼオーストラリア代表の敗戦が濃厚となる状況だったが、VARにより、スルタン・アル=ガナムのシュートをスルーしたサウジアラビア代表の選手が、オフサイドポジションにいたとしてゴール取り消しとなる。同紙も「サウジアラビアの選手がオフサイドだったとしても、それはほんのつま先程度の差」と報じており、ゴールが認められてもおかしくない判定だった。
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