6位:板倉滉(いたくら・こう)
生年月日:1997年1月27日
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)
市場価値:1500万ユーロ(約24億円)
11月シリーズに向けたサッカー日本代表で、6番目の市場価値を持つのは、ドイツのボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)に所属する板倉滉だ。
板倉は川崎フロンターレで活躍していた2019年冬に110万ユーロ(約1億7600万円)の移籍金でイングランドのマンチェスター・シティに加入した。
その後、オランダのフローニンゲンとドイツのシャルケへの期限付き移籍を経て成長し、2022年夏には移籍金500万ユーロ(約8億円)でボルシアMGへ完全移籍した。
ボルシアMGでは特に加入1年目の2022/23シーズンに市場価値を高めた。シーズン前半に負傷で離脱したものの、レギュラーのセンターバックとして活躍し、2023年6月には市場価値が1200万ユーロ(約19億2000万円)まで上昇している。
2023/24シーズンでは、ブンデスリーガ開幕から3試合で2得点を挙げる好スタートを切ったが、10月に足首を負傷して長期離脱。さらに、AFCアジアカップ参加もあり、リーグ戦の出場は20試合にとどまり、市場価値の上昇は鈍化した。
それでも、今シーズンはコンディションが良好で、ここまでカップ戦を含めて公式戦全試合にフル出場しており、市場価値のさらなる向上が期待される。
今回のサッカー日本代表は、冨安健洋、伊藤洋輝、谷口彰悟といった経験豊富なセンターバック陣が不在で、板倉はDF陣で最も市場価値が高い選手となっている。
クラブでの好調を活かし、日本代表の守備陣をリードする活躍に期待したい。