7位:守田英正(もりた・ひでまさ)
生年月日:1995年5月10日
所属クラブ:スポルティングCP(ポルトガル)
市場価値:1500万ユーロ(約24億円)
サッカー日本代表の市場価値ランキングで7位に入ったのは、ポルトガルのスポルティングCPに所属する守田英正で、その金額は1500万ユーロ(約24億円)だ。
守田は2021年1月に川崎フロンターレからポルトガルのサンタ・クララに加入した。当時の市場価値は130万ユーロ(約2億800万円)だったが、ポルトガルでの活躍により急速に評価を高めた。
サンタ・クララでのパフォーマンスが認められ、2022年夏には移籍金345万ユーロ(約5億5200万円)でポルトガルの名門スポルティングCPに加入。さらに進化を遂げ、2023/24シーズンにはリーグ優勝に大きく貢献した。
市場価値には将来性も加味されていることから、一般的には年齢を重ねるごとに下がる傾向にあるが、今年29歳になった守田は依然として上昇を続けており、6月の更新で自身最高の1500万ユーロ(約24億円)に到達した。
この上昇は、今後も続く可能性がある。今シーズンもスポルティングCPのレギュラーとして活躍する守田は、ポルトガル1部リーグ第11節のブラガ戦に途中出場し、1得点1アシストを記録した。開幕から10連勝中だったスポルティングは、敵地でブラガに大苦戦し、0−2とリードされていたが、守田の投入から流れが変わり、開幕11連勝を達成した。
日本代表においても、守田の存在感は増している。10月シリーズのオーストラリア代表戦では、遠藤航が体調不良で欠場したため、守田がキャプテンマークを巻いた。主将不在の影響が見える中、守田はチームのビルドアップに貢献し、改めて欠かせない選手であることを証明している。
進化を続けるベテランMFは、今後さらに市場価値を高める可能性を秘めている。