WB:堂安律
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年6月16日(26歳)
所属クラブ:フライブルク(ドイツ)
24/25リーグ戦成績:10試合4ゴール1アシスト
日本代表通算成績:54試合10ゴール
堂安律は3次予選の全4試合で先発起用されており、いずれのゲームでも右ウイングバックとしてピッチに立っている。
森保一監督はここまで伊東純也を途中から違いをもたらすジョーカーとして起用しており、インドネシアでも同様の戦い方を選択すると見られる。インドネシアは日本に対して5バックで対応してくると予想され、オランダでプレーするカルフィン・フェルドンクやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)経験者のケヴィン・ダイクスらが出てくれば、日本にとって難しい場面もあるかもしれない。
とはいえ、堂安は今やブンデスリーガでも上位のプレーヤーだ。今季はゴール+アシストの数でチーム内暫定2位につけており、昨季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)では10試合2ゴール2アシストを記録してチームをベスト16に導く活躍を見せた。
インドネシア戦では久保建英の合流が最も遅かったことから鎌田大地がシャドーに入ると見られるが、コンビを組むのが誰であれ、今の堂安はどの相手にとっても脅威だろう。
WB:三笘薫
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年5月20日(27歳)
所属クラブ:ブライトン(イングランド)
24/25リーグ戦成績:11試合1得点
日本代表通算成績:24試合8得点
3次予選が始まって以降、三笘薫は左ウイングバックとして攻撃を牽引している。9月5日に行われた中国代表戦では1ゴール1アシストを記録し、続くバーレーン代表戦では守田英正の得点をお膳立てした。
しかし今の代表における三笘の凄みは攻撃だけにとどまらず、守備面にも及んでいる。現地時間10月10日に行われた3次予選第3節・サウジアラビア代表戦では日本が押し込まれる展開も見られたが、このアタッカーはサイドの攻防で強さを発揮した。データサイト『FotMob』によれば、三笘の守備アクションは「9」。この値は3バックに入った町田浩樹や板倉滉に並ぶチーム内2位タイの記録である。
そのうえデュエル勝利数はチーム内トップの「7」をたたき出しており、突破力だけでなくインテンシティの高さでも大きく貢献していることが数字上でも証明された。
今回の試合では、新たな帰化選手でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)経験者のDFケヴィン・ダイクスが出場する可能性があり、チャンスを作れる選手の数は多いほど良い。もちろん三笘はその代表格だ。