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スビメンディは来夏移籍!?
アーセナルは、レアル・ソシエダに所属するMFマルティン・スビメンディに関心を示しているようだ。2024年夏にはリバプールへの移籍も噂された中、同じプレミアリーグのクラブへの移籍可能性が生じているのはなぜなのか。イギリスメディア『The Independent』が現地時間13日に詳細を報じた。
スビメンディは、日本代表MF久保建英が所属するソシエダで、ピボーテのポジションを担う25歳。今夏行われたUEFAユーロ2024(EURO2024)決勝のイングランド戦で、前半で負傷したMFロドリの穴をスムーズに埋め、スペイン代表の優勝に大きく貢献した。この活躍で次代を担うピボーテという評価を確立し、ビッグクラブからの関心が盛んに噂される中、特に熱心だったのがリバプールだった。しかし、土壇場で交渉は決裂。結果的にはピボーテのポジションでMFライアン・フラーフェンベルフが台頭し、事なきを得たリバプールだが、移籍オファーを拒否したスビメンディには批判の声も上がっていた。
この決断について『The Independent』は、「DFロビン・ル・ノルマンがアトレティコ・マドリードに、MFミケル・メリーノがアーセナルに移籍することがわかっていたため、ソシエダの生え抜き選手であるスビメンディは、自クラブの状況をさらに困難にしたくはなかったのだ。同選手には契約解除条項もあったが、その発動は彼自身の意思に依存していた」と、クラブ愛が残留の理由だったことを報道。さらに、「クラブの再三の懇願を受け、スビメンディは少なくともあと1シーズンは残留することを選択した。ただし、将来適切なオファーがあれば、退団を許可するという条件付きだったとみられる」と、来夏以降の移籍可能性が無くなったわけではないことを伝えている。
一方のアーセナル側は、「ミケル・アルテタ監督は、ピボーテのポジションに複数のオプションを用意したいと考えており、純粋なパサー、フィジカルに優れた選手、プレス回避能力が高い選手などを揃えようとしている。そうすれば、試合ごとに中盤の構成を変えることができるだろう」と、スビメンディ獲得への強いニーズがある模様。果たして2025年夏に向けて、どのような動きがあるだろうか。
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