2位:大分トリニータ対ロアッソ熊本(レゾナックドーム大分)
【写真:Getty Images】
観客数:28,359人
開催日:8月11日(第26節)
大分トリニータは、前身の大分トリニティから合わせて今年でクラブ創設30周年を迎えた。8月11日に行われた大分トリニータ対ロアッソ熊本の九州ダービーは、30周年の記念ムービーが制作されるなど多くのイベントが実施された。
その中でもひときわ大々的に行われたのが『進撃の巨人』とのコラボイベントだった。『進撃の巨人』の作者である諫山創さんが大分県出身ということもあってこのコラボが実現した。
来場者の先着2万人には『進撃の巨人』と大分とのコラボシャツが配布。また、同コラボシャツを確保できる「シャツ付きチケット」やオリジナルグッズが必ず貰える抽選会に参加できる「抽選会&シャツ付チケット」など、様々な形のチケットを販売し、集客を呼びかけた。また、選手紹介の場内アナウンスは主人公エレンの声を務める声優・梶裕貴さんが担当。この豪華なイベントに多くのファンが詰めかけ、来場者数は28,359人を数えた。
試合はこの演出に勝るほど劇的なものとなった。大分は69分にオウンゴールで先制を許したものの、87分に保田堅心のコーナーキックから同点に追いつく。試合はこのまま終わるかと思われたが、後半アディショナルタイムにマテウス・ペレイラが大胆なヒール弾で大逆転に成功した。
スタジアムに詰めかけた大観衆に3月の鹿児島ユナイテッドFC戦以来11試合ぶりのホーム勝利を届けた。