4位:モンテディオ山形対ジェフユナイテッド千葉(NDソフトスタジアム山形)
【写真:Getty Images】
観客数:19,316人
開催日:11月10日(第38節)
J1昇格プレーオフ進出の可能性がある2チームの一戦はまさかの展開となった。
モンテディオ山形とジェフユナイテッド千葉は両者とも昨季プレーオフで敗れ、涙をのんだチームだ。リベンジと行きたい今季は両チームともに低調な滑り出し。千葉はすぐに巻き返したものの、山形は19節時点で16位と低迷していた。
それでも、最終戦までの後半戦18試合を13勝2分3敗で終えるなど驚異の追い上げを見せ、5位まで浮上し、6位千葉との最終節を迎えることとなった。
両チームとも負ければプレーオフ圏から脱落する可能性もあるこの試合には、山形・千葉両方のサポーターが集い、19,316人の大盛況に。試合前からピリピリとした緊張感がスタジアムを包んでいた。
試合はいきなり動いた。2分に山形が安部崇士のゴールで先制すると、24分には千葉のDF松田陸が痛恨のPK献上&一発退場。前半で雌雄を決する事態となった。
最終的に4-0で快勝した山形は、驚異の9連勝でリーグ4位に滑り込みJ1昇格の挑戦権を手に入れたのだった。