5位:V・ファーレン長崎対大分トリニータ(PEACE STADIUM Connected by SoftBank)
【写真:Getty Images】
観客数:19,011人
開催日:10月6日(第34節)
長崎の街に4発の花火が上がった。
10月6日に行われたV・ファーレン長崎対大分トリニータは、長崎にとってメモリアルな一戦となった。長崎が傘下となっているジャパネットホールディングスは、スタジアムにアリーナやホテルなどが併設した長崎スタジアムシティの建設を2年の歳月を経て完成させた。
その施設内にある「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」(ピースタ)は、スタンドとピッチまでの距離が5メートルと極端に近く、欧州のスタジアムのような臨場感を味わうことが出来る。そんな新スタジアムの最初の試合がこの日行われたのだ。
2万人収容のスタジアムには19,011人の観客が詰めかけた。ホームの大観衆を味方につけ長崎はゴールを連発。相手のミスを突き先制点を挙げると、2点、3点と得点を重ね、とどめの4点目を決めた笠柳翼がサポーターに囲まれ喜びを共有する場面も見られた。
4-1と快勝を収め、ピースタ初陣として最高の結果となったのではないだろうか。