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2024年のバロンドール授賞式が現地時間28日に行われた。21世紀における「バロンドール」といえば、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの存在が際立ったが、中には彼らを抑え世界一の称号を手にしても不思議ではなかった選手も存在した。今回は、“メシロナ”がいなければバロンドールを手にしていたであろう選手を紹介する。(成績は『transfermarkt』参照)
DF:フィルジル・ファン・ダイク(2019年)
【写真:Getty Images】
生年月日:1991年7月8日
当時の所属クラブ:リバプール
18/19シーズン成績(クラブ):38試合4ゴール2アシスト
18/19シーズン成績(オランダ代表):9試合3ゴール
同年のバロンドール受賞者:リオネル・メッシ
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近年最もバロンドールに近づいたディフェンダーといえば、フィルジル・ファン・ダイクになるだろう。
2018年にサウサンプトンからリバプールに加入し、2年目のシーズンを迎えていたファン・ダイクは、リーグ戦全試合に出場。圧倒的なDFリーダーの影響か、クラブのリーグ失点数は前年の38失点から22失点まで劇的に改善され、UEFAチャンピオンズリーグ制覇も果たした。
個人面でも、1対1勝率81%、空中戦勝率74%(データサイト『Sofascore』参照)被ドリブル突破ゼロ(データサイト『Opta』参照)と異次元のスタッツが並び、イングランド・プロサッカー選手協会(PFA)が選ぶ年間最優秀選手にも輝いている。
最高のシーズンを送ったファン・ダイクは、当然バロンドールの有力候補となった。元マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンドはイギリスメディアTNT Sportのインタビューで「ファンダイクは地球上で最高のDFだ」と絶賛。UEFA年間最優秀選手賞も2位のリオネル・メッシに100ポイント近い差をつけ受賞した。
しかし、バロンドールにはわずかに手が届かなかった。メッシが獲得した686ポイントに対し、ファンダイクは679ポイントと、僅差でメッシの後塵を拝した。この結果についてファンダイクは「素晴らしい年だったけど、少し上を行く選手がいた」と6度目の受賞を果たした相手をたたえている。
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