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遠藤にセルティック移籍の可能性!?
リバプールに所属するMF遠藤航は、スコットランドのセルティックに移籍する可能性があるようだ。今季は出場機会の確保に苦しむ日本代表キャプテンだが、果たしてこの冬の移籍市場で環境を変え、新たなユニフォームで活躍する姿を見せてくれるのだろうか。その展望について、現地メディア『The Celtic Bhoys』が現地時間11日に伝えた。
アルネ・スロット新監督の下、躍進を続ける今季のリバプール。戦術変更とMFライアン・フラーフェンベルフの台頭の割を食い、遠藤はここまで満足に出場機会を得られていない。出場すれば輝きを見せるだけに、自身の役割を必要とするような欧州クラブへの移籍は、ある意味でキャリアの前進につながるといえるのかもしれない。そんな中、『CaughtOffside』が報じたところによると、リバプールは1500万ユーロ(約24億円)から1800万ユーロ(約29億円)の移籍金で、遠藤の退団を認める構えのようだ。
そこで移籍先として候補に挙がったのが、日本代表MF旗手怜央、FW前田大然、FW古橋亨梧が所属するセルティックだ。『The Celtic Bhoys』は、「セルティックに今不足している中盤のポジションがあるとすれば、それは守備的MFだ」と層の薄さを指摘したうえで、「セルティックはほとんどの国内の試合において、守備的MFを必要としない。しかし、欧州チャンピオンズリーグ(欧州CL)で、特に決勝トーナメントに進出した場合、経験豊富な守備的MFである遠藤の加入は、確実にチームの助けになるだろう」と、国内で無双するクラブならではのニーズを明かした。
しかし、セルティックは30億円弱を支払い、完全移籍で獲得することは想定していない模様。同メディアは、「もし遠藤を獲得するとすれば、最も可能性が高いのはレンタル移籍での獲得だろう。昨季、リバプールからDFナサニエル・フィリップスをレンタルしたのと同様のケースだ」と、期限付き移籍の可能性を報じている。果たして来年2月に32歳になる日本代表キャプテンは、冬の移籍市場でどのような決断を下すのだろうか。
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