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サッカー界には数多くの名将が存在する。戦術を駆使する者、マネジメントに秀でた者など、その特徴はさまざまだ。ただ、共通してるのはそこには選手が存在するということ。どんな選手を獲得し試合で起用するかが監督としての実績に大きく影響する。今回は世界の名将たちが選手獲得にどれほどのお金を使ってきたかをランキング形式で紹介する。(データは『transfermarkt』を参照)
1位:ジョゼップ・グラルディオラ
【写真:Getty Images】
生年月日:1971年1月18日
現職:マンチェスター・シティ監督
選手獲得に費やした総金額:20億6000万ユーロ(約3296億円)
最も高額な移籍金の選手:ジャック・グリーリッシュ(1億1750万ユーロ/約188億円)
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21世紀最高の監督とも呼び声高いジョゼップ・グラルディオラが堂々の1位に輝いた。ここまでの実績は言うまでもないが、それ相応にお金はしっかりと使っている。
グアルディオラがこれまでに率いたクラブとしてあがるバルセロナとバイエルン・ミュンヘンは、いずれも国内で毎年のように優勝争いをするクラブであり、大型補強を敢行せずとも、既存戦力を鍛えることでリーグタイトルを獲得してきた。だが、マンチェスター・シティでは同じようにいかなかったことがこのデータで証明されている。
高額移籍金トップ10のうち9名がシティ時代に獲得した選手ということからも、イングランドに来てからいかにお金を使い込んでいるかがわかる。それほどまでに世界最高峰のプレミアリーグを制することはペップにとっても難しいものなのだろう。
高額移籍金上位に食い込むのは、今もなおシティの主力として活躍している選手ばかりで、無駄遣いが少ない点はさすがのものである。
左ウイングでタメを作ることができるジャック・グリーリッシュには1億1750万ユーロ(約188億円)もの大金が費やされており、その後に続くのは、ヨシュコ・グヴァルディオル(9000万ユーロ/約144億円)、ルベン・ディアス(7160万ユーロ/約114億5600万円)、ロドリ(7000万ユーロ/約112億円)とシティの中においても欠かせない選手が揃っている。
ただ、ここまでの選手を揃えたからといってプレミアリーグを4連覇してしまう点においては、ペップの手腕があってのこと。この先もどんな選手とどんな新しいトレンドを作り出してくれるのか注目せざるを得ない存在だ。
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